金融犯罪に遭われないために
ご利用の端末・ソフトは常に最新の状態にアップデートしてください。
コンピューターの世界は日進月歩の世界です。悪意を持ったユーザーは、OSや各種システムに存在するわずかなセキュリティーの抜け穴を探し出し、それを手がかりにコンピューターやネットワークに侵入したり、被害を及ぼしたりします。
OSや各種システムを最新の状態にアップデート(例:Windows Update など)し、悪意を持ったユーザーの不正アクセスの入り込む余地を与えないようにすることが重要です。
最新のセキュリティ—ソフトをご利用ください。
セキュリティー対策が十分でない場合、ご利用の端末がウイルス等に感染し、パスワード等が盗まれる可能性があります。
ご利用の端末にウイルス対策ソフトをインストールし、不正なソフトを検知できるようにしましょう。また、ウイルス対策ソフトのウイルス定義のアップデートも定期的に行う必要があります。
不審な画面が表示された場合にはID・パスワード等は絶対に入力しないでください。
危険と思われるページへのアクセス・不審な電子メールにはご注意ください。悪意ある第三者は、あらゆる手段でID やパスワードを知りたがります。金融機関から送信されているように装ったメール(フィッシングメール)は、その代表的な手口です。
ID やパスワードを入力させようとするメールにはご注意ださい。
※金融機関の職員や警察官等がパスワードをお尋ねすることはありません。
パスワードの保存は慎重に
パスワード等の重要な情報をファイル等に記録して端末内に保存しておくと、ウイルスに感染した場合に外部流出する可能性があります。
また、クラウドサービス上に保存しているパスワード等についても、クラウドサービスのハッキング等により外部流出する可能性があります。
パスワードの管理にも気をつけましょう。外部からの侵入によるパスワードの流出を防いでも、簡単に推測されるパスワードでは危険です。「生年月日」や「電話番号」等をパスワードとすることは避け、複数の文字種を利用し、推測されにくい複雑なパスワードを利用しましょう。また、複数サイトでのパスワードの使いまわしは控えましょう。一つのパスワードの流出で被害が拡大する可能性があります。